フランス・エムバペが大逆転で東京五輪出場か 本人もPSGも前向き

エムバペ(ロイター)

フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ルグラエ会長が、同国代表FWキリアン・エムバペ(22=パリサンジェルマン)の東京五輪出場に太鼓判を押した。

エムバペを巡っては6月開幕の欧州選手権でフランスのA代表として出場するため、東京五輪の出場は難しいとみられている。

そうした中で同国紙「パリジャン」は、ルグラエ会長の見解を報道。「エムバペはまだ〝ノー〟と言っていない。またパリサンジェルマン(PSG)も同様だ。欧州選手権の間に再びエムバペと話をするつもりで、それから(PSGの)ナセルアル・ケライフィ(オーナー)やレオナルド(スポーツディレクター)と話をする」とクラブ側も東京五輪の派遣に前向きな姿勢を見せていると指摘。

そして「選手本人は日本に行きたいと思っている。多くの国際大会に出場する彼のような若者が五輪のことを考えているのは嬉しいことだ」と最終的には東京五輪出場を熱望するエムバペの意思をクラブ側も尊重することになるとの見解を示した。

エムバペはすでに東京五輪に臨むフランス代表の予備登録に入っている。出場すれば今大会最大の目玉となるだけに、大きな注目が集まる。

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