巨人“投壊”5回9失点に宮本コーチ「眠れない夜になる」 鷹打線のデータ検証を宣言

ベンチで戦況を見つめる原監督(右)は渋い表情

宿敵・ソフトバンク戦(28日、ペイペイ)で巨人は先発・畠が3回3被弾5失点KO。さらに2番手・桜井が4失点と5回までに9失点を喫した。

巨人投手陣のトップである宮本和知投手チーフコーチ(57)は「どういったソフトバンク打線なのかというのを、(投手に)しっかり聞き取り調査をして明日に繋げたい」と敗戦を受け止めた。

もちろん打たれて得た貴重なデータをムダにしない。「帰って(試合を)すべてビデオを見てですね、配球とリードという部分においてね、これをちょっと今夜は勉強したいですね。眠れない夜になりそうですね」と徹夜宣言だ。

同コーチは畠については「いいところには投げている」とその球質には一定の評価。「良かったり悪かったりと安定感には欠けますけど、彼は力があると思っているので。今日の敗戦を次に生かしてもらえればと思いますね」とローテから外さず、次回登板を示唆した。

その一方で「どこかで『もしかしたら』というメンタルで言うと、あまり強くない部分を話をしていて感じる。人が良すぎちゃうというのがあるので、そういったメンタル面を含めて、彼が成長していかないといけない部分だと思います」と精神面での改善を促した。

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