長崎県諫早市松里町の「恵アジサイ園」で大輪のアジサイが見ごろを迎え、訪れる人の目を楽しませている。
近くに住む牟田恵さん（73）が定年退職を機に耕作放棄地となっていた畑を整備。近所の人にもらった苗を植え、挿し木で1本ずつ増やし今では約2千平方メートルに広がった。アジサイがイノシシの被害を受けないことも発見した。
植えて10年以上がたった老木は樹勢が落ちたため、2月に約半数にあたる6種類70本を植え替えた。来園者は例年通り花を切り取って持ち帰ることができるが、数が半分に減っているため、見ごろは6月初旬までとみられる。
牟田さんは「雨が降るとぬかるむので、長靴などを用意して、コロナ感染防止に気をつけて楽しんで」と話している。
