【新型コロナ】神奈川県、感染状況や地域特性で判断 まん延防止追加の平塚・小田原・秦野

「まん延防止等重点措置」の区域拡大を決めた黒岩知事=28日午後、県庁

 県が「まん延防止等重点措置」の対象区域に追加を決めたのは平塚、小田原、秦野の3市。感染状況や地域特性を踏まえて判断した。一方、対象区域内では感染者数が減少した地域もあったが、解除は見送った。

 県によると、人口10万人当たりの週別新規感染者数(18~24日)は平塚が28.7人、小田原が15.3人、秦野が12.8人。いずれも県内で横浜、川崎、相模原が4月に重点措置の対象区域となった際の基準(11.2人)を上回った。小田原は対策を講じなかった場合、県西部の周辺市町に感染が広がる懸念も考慮した。

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