個人情報記載書類を別世帯に誤送付 大村市

 長崎県大村市は28日、生活保護受給世帯に送付している収入申告書などの書類を、誤って別の世帯に送っていたと発表。書類には、受給者の住所と氏名の個人情報が記載されていたという。
 市保護課によると、書類は26日に発送。27日に別の人に宛てた書類が入っているとの連絡があり発覚した。書類は同日中に職員が回収。本来の対象者側に届け、謝罪したという。
 32世帯分の発送作業を担当していた職員1人が、誤って2世帯分の書類を一つの封筒に入れたことが原因。最終的なチェックも怠っていたという。同課は「チェックリストの作成やダブルチェックを導入するなどし、再発防止に努める」としている。

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