新型コロナウイルスの高齢者向けのワクチン接種を巡り、平塚市の落合克宏市長は27日の定例会見で、現在週2日実施の集団接種を毎日行う方向で検討していることを明らかにした。落合市長は「スタッフを確保できれば6月中にも始めたい」と述べた。
市は今月15日から、同市役所や市保健センターなどで土・日曜に集団接種を行っている。
しかし、国が7月末までの完了を目指していることや、市民から早期接種を要望する声が多く寄せられていることもあり、接種を加速させるため平日実施の検討を始めた。
7月末までの完了に向け、落合市長は「担当者も苦労しているが無理とは言わず、体制づくりをして進めないといけない」と話した。