高校総体相撲競技 市内にポスター 糸魚川高3年・渡邊なの子さん原画

 8月6~8日に糸魚川市民総合体育館(上刈4)で開かれる「令和3年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)相撲競技大会」まで70日を切った。相撲競技大会のポスターが出来上がり、市内各所へ配布や掲示などが行われ、大会の準備が進んでいる。

 県内で開催される体操競技・新体操・バスケットボール・弓道・相撲の競技種目別ポスターは、県実行委員会が県内高校生から原画を募集した。応募の中から相撲競技は糸魚川高3年・渡邊なの子さんの作品が最優秀賞に選ばれ、図案に採用された。

糸魚川市内の掲示が始まったインターハイ相撲競技大会ポスター。原画を描いた糸魚川高3年の渡邊なの子さんも地元開催を応援

 絵は墨汁を用い、はけと筆を使って力強さや勢いを表現した。「日本を代表するスポーツ。選手のやる気が出るような独特の雰囲気を出した」と渡邊さん。美術部に所属し部長を務める。「運動部ではないけど、地元で開催されることで(インターハイに)関わることができて良かった。自分の絵が大きく使われて感動。高校生の思い出がいっぱいできるように」と応援する。

 同校2年・佐藤希海さんの作品も相撲競技で優秀賞を受賞した。

 ポスターは300部用意。市内の公共施設や商店、宿泊施設などに配って周知を図る。

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