マルティネスが5月だけで4勝目 来日4年目の右腕が感じるソフトバンクの強さ

抜群の安定感を誇るマルティネス

ソフトバンクのニック・マルティネス投手(30)が、29日の巨人戦(ペイペイ)で7回7安打3失点の好投。チームトップの4勝目を挙げた。

移籍1年目の今季は5月1日のオリックス戦(京セラドーム)で初登板初勝利を挙げると、5月だけで4勝を挙げる快進撃だ。来日最多となる10三振を奪った右腕は、お立ち台で「試合前から(捕手の)甲斐としっかり準備できていましたし、試合の中でも相手の変化に対応できている。それがこの結果につながった」と笑顔を浮かべた。

今季が来日4年目。首位を走る新天地の強さについてどう見ているのか。「チーム内での良い意味での化学変化というか、交ざり合って各個人個人が何をすべきなのかということを理解していると思う。そこがすごいことだと思う。その中で自分もその一部になれている」。

ここまで5試合に先発して4勝1敗、防御率1・97。チームの救世主となっている。

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