パドレスがまたも延長戦制す ダルビッシュは5回5失点

【パドレス11-8アストロズ】(延長12回タイブレーク)@ミニッツメイド・パーク

前日の試合で11回表に7点を奪い、10対3で勝利したパドレスは、今日の試合でも終盤以降に打線が爆発。9回表にフェルナンド・タティスJr.が15号同点3ランを放ってダルビッシュ有の黒星を消すと、10回表と11回表に1点ずつを奪い、8対8の同点で迎えた12回表にはウィル・マイヤーズが5号勝ち越し3ラン。12回裏は7番手のミゲル・ディアスが三者凡退に抑え、ディアスにはメジャー初セーブが記録された。

パドレス打線の底力を感じさせた試合だった。先発のダルビッシュが5回5失点(自責点4)で降板し、7回終了時点で1対6と5点のビハインドを背負っていたパドレスだが、8回表にエリック・ホズマーとマイヤーズのタイムリーで2点を返すと、9回表にはタティスJr.が15号3ランを放って同点。タティスJr.はこの一発で本塁打王争いでリーグトップのロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)に並んだ。10回表と11回表にも確実に1点ずつを奪ってアストロズにプレッシャーを与え、12回表にはマイヤーズが試合を決める5号3ラン。8回以降の5イニングで10得点を記録した。

ダルビッシュはドジャース時代の2017年ワールドシリーズで対戦した「因縁の相手」であるアストロズ打線に対して5回92球を投げて被安打4、奪三振5、与四球3、失点5(自責点4)というピッチング。4回裏にカルロス・コレアの8号2ランで先制を許し、5回裏にはアレックス・ブレグマンのタイムリー二塁打などで3点を追加された。味方が9回表に追い付いたため、今季2敗目は回避。防御率は2.16となっている。

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