Rソックスが必死の継投 澤村ピンチ脱出で3ホールド目

【マーリンズ1-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスは先発のネイサン・イバルディが6回途中101球4安打無失点で降板して継投に入り、毎回のようにピンチを背負う展開に。それでも6回表は2番手のジョシュ・テイラー、7回表は3番手のアダム・オッタビーノ、8回表は5番手の澤村拓一がピンチを切り抜け、3点リードの9回表にクローザーのマット・バーンズが1点を失ったものの、3対1で逃げ切った。好投したイバルディは今季6勝目(2敗)をマーク。澤村には今季3ホールド目が記録されている(防御率2.75)。

今季好調のマーリンズ先発トレバー・ロジャースからボビー・ダルベックとケビン・プラウェッキーのタイムリーで2点を先制したレッドソックス。しかし、試合後半はピンチの連続だった。6回表一死1塁の場面でイバルディをリリーフしたテイラーは、コリー・ディッカーソンにヒットを許して1・2塁のピンチを招いたが、後続2人を抑えて無失点。テイラーが7回表一死1・3塁の場面で降板すると、オッタビーノはスターリング・マーテイに四球を与えて満塁としたが、2者連続三振でピンチを切り抜けた。

8回表に登板した4番手のダーウィンソン・ヘルナンデスは二死からイーサン・ディアスに四球を与えて降板。澤村は内野安打と味方のエラー、暴投で二死2・3塁と一打同点のピンチを背負ったが、自慢のスプリッターでホゼ・デバースから空振り三振を奪い、雄叫びを上げた。レッドソックスは8回裏にハンター・レンフローのタイムリーで貴重な追加点を奪い、9回表はクローザーのバーンズがマーリンズの反撃を1点にとどめて試合終了。必死の継投で接戦をモノにした。

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