J1川崎が30日の鹿島戦(等々力)で2―1と接戦を制し、J1新記録の開幕から20試合連続無敗と鬼木達監督(47)のJ1史上最速となる156試合目での通算100勝を達成した。
1―1で迎えた後半アディショナルタイムに、ピッチに入ったばかりのFW小林悠(33)が今季7点目となる劇的弾で勝負を決めた。「オニさん(鬼木監督)の100勝目は自分のゴールで決めたかった」と頼れるエースが指揮官に節目の白星を届けた。
「本当にお世話になって感謝している監督なので、これからもっともっと勝ちを積み重ねていければいい」と小林は恩師をさらなる歴史を刻む覚悟だ。
これで川崎は20試合を終えて勝ち点52と連覇へ独走。勝ち点は今季の38試合で換算すると98・8に達するハイペースで、空前絶後の勝ち点100まで視野に入ってきた。
今季の川崎はどこまで歴史的記録を作るのか。