フランス代表が、スペイン1部レアル・マドリード監督を退任したジネディーヌ・ジダン氏(48)に超破格オファーを準備している。
ジダン氏を巡ってはフランス1部パリ・サンジェルマンやイングランド・プレミアリーグのトットナムなどが招へいを検討しているが、かねて噂されているフランス代表がレジェンドの招へいへ驚がくのオファーを検討している。
スペイン誌「ドンバロン」は「フランスサッカー連盟はジダンを監督にしたいと考えている。今後数年間で多くのタイトルを獲得できるだろう。フランス代表監督に就任すれば、彼は年間900万ユーロ(約12億円)という世界の代表監督で最も高い報酬になるかもしれない」と報じた。
世界トップレベルではクラブの監督と比べて代表監督の報酬の相場は低く、2018年ロシアW杯を制したフランス代表を現在率いるディディエ・デシャン監督(52)でも年俸は4億5000万円とされている。
先日ドイツ代表監督に就任したハンス・フリック氏(56)が年俸650万ユーロ(約8億4500万円)の3年契約を結んで話題を呼んだが、そうした名将たちの報酬をはるかに上回る破格の待遇をフランス代表は用意しているようだ。
フランス代表とデシャン監督の契約は2022年カタールW杯まで残っており、ジダン氏の招へいは6月開幕の欧州選手権の結果次第となる。正式にレジェンドの招へいが決まれば、フランス側は最大限の誠意を見せることになりそうだ。