「農業賞」4団体を表彰 JAえちご上越 地域農業振興に業績

 JAえちご上越は5月27日、地域農業に優れた業績を挙げた生産者や団体を表彰する「JAえちご上越農業賞」の表彰を行った。今年は個人、法人合わせて4者を表彰した。

 中郷区の「農事組合法人おかざわ」は2018年設立。66世帯で構成し、コシヒカリを中心に水稲約41ヘクタールとソバ1・6ヘクタール、タラの芽0・05ヘクタールを栽培している。水稲では昨年からドローンによる防除やコンバインの収量センサー機能といった「スマート農業」を導入。休耕地を畑地化し、今年からタラの芽の栽培を開始。今後も経営面積や雇用の拡大を目指していること、地域農業の担い手として期待を集めていることが評価された。

受賞した個人、法人4者の代表者が表彰状を受け取った

 同JAの総代会に合わせて行われた表彰式には岡田豊代表が出席、笹原茂・経営管理委員会会長から表彰状を受け取った。他の受賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽田邊清一(大島区)▽三枝正人(大潟区)▽ファーマーズ稲(上越市稲)

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