ダービー2着エフフォーリア近日中に放牧へ 鹿戸師「まだまだ強くなる」

2着に敗れたエフフォーリア

日本ダービー(30日)でハナ差2着に惜敗し、無敗の2冠達成はならなかったエフフォーリア(牡3・鹿戸)は、近日中にノーザンファーム天栄(福島県)に放牧される予定。1日朝、鹿戸調教師が取材に応じた。

鹿戸調教師「しょうがないですね。競馬だからこういうこともあります。馬も乗り役(横山武)も一生懸命頑張っていたので、すごく残念です。けさ(1日)も運動をして、馬の状態は問題ありません。多少の疲れはあるけど、これから馬体チェックをして、特に何もなければ金曜日(4日)くらいに放牧に出すことになると思います。(秋の予定は)まだ何も決まっていませんが、ひと休みさせてからまた考えたい。(菊花賞を目指すなら)距離は全然心配していません。ダービーもちょっとしたアヤで負けただけだと思っています。(勝ち馬を)逆転というか、まだまだ強くなると思っています」。

また、紅一点で挑み5着だったサトノレイナス(牝3・国枝)も今週中に放牧される予定。国枝調教師は同日朝、「途中でプレッシャーがかかって、押し出される感じで一気に行ってしまった。ああなってしまうと厳しい。桜花賞(2着)と同じような競馬なら違っていたと思うが、よく5着に残った。秋は秋華賞(10月17日=阪神芝内2000メートル)を考えています」と話した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社