小泉環境相 気候変動対策は「ライフワークとしてやっていきたい」

小泉進次郎環境相(資料写真)

 小泉進次郎環境相(衆院神奈川11区)は1日の衆院環境委員会で、将来にわたって日本の気候変動対策を背負う決意はあるかと問われ、「『長きをもって貴しとせず』という言葉があるが、私がどのような立場であっても、気候変動への取り組みをライフワークとしてやっていきたい」と語った。公明党の斉藤鉄夫元環境相の質問に答えた。

 また、小泉氏は「なぜ世界の首脳は気候変動を語るのに、日本の政治で重要課題にならないのかという問題意識を強く持っていた」と説明。政府が掲げる2050年カーボンニュートラル宣言に触れ、「ようやく日本の状況が変わってきた。これからは実施を問われる時代。この長い移行期を継続的に見ていきたい」と述べた。

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