新型コロナワクチン高齢者接種 1回目終了は6割超 2回目終了は395人 上越市 進ちょくを議会報告

 上越市は1日、65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種の進ちょく状況を明らかにした。同日、市役所で開かれた市議会新型コロナウイルス調査対策特別委員会で説明した。

 5月30日時点で1回目の接種を終えたのは、接種を希望する高齢者6万300人のうち3万8336人(接種実施率63・6%)。同27日時点の2万4743人(同41・0%)と比べ、接種は大きく進んだ。

 内訳は、介護保険施設等の入所者を対象にした施設集団接種は809人。かかりつけ医など医療機関での個別接種は1万4879人(医療機関に配送したワクチン量からの推計値)。市内9会場(平日1、土日8カ所)での集団接種は、同27日時点より約1万2000人増の2万2648人となった。

 2回目の接種を終えたのは、同30日時点で395人となっている。

64歳以下は7月中旬から

 64歳以下の対象者への接種は、7月中旬から開始予定。高齢者向け接種と同様、日時と会場をあらかじめ指定する方式で行う考えだ。

市から進ちょく状況の報告を受けた市議会特別委(1日)
市から進ちょく状況の報告を受けた市議会特別委(1日)

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