【1日】長崎県内5市で14人コロナ感染 長崎市 高齢女性が死亡

1日発表の市町別感染者数(左)、新型コロナウイルス感染者の入院状況(31日午後7時現在)

 長崎県などは1日、県内で新たに14人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。内訳は佐世保市7人、長崎市3人、西海市2人、松浦市と諫早市が各1人。長崎市は入院治療中だった90歳以上の女性が5月31日に亡くなったと明らかにした。
 佐世保市は3人が感染経路不明。10代学生が感染し、接触者の特定を進めている。同居家族の20代女性と30代男性はいずれも5月23~30日の県外での旅行中に発症し、31日に市内医療機関で検査を受けた。市内陽性者の濃厚接触者1人とその家族1人の感染も分かった。
 長崎市の2人は県内陽性者と接触があった。このうち30代男性は濃厚接触者として検査を2回受けたが陰性で、3回目で陽性となった。クラスター(感染者集団)が発生し休校中だった長崎玉成高・同校付属中学部は1日から登校を再開した。
 西海市の2人と松浦市の70代女性はいずれも県内陽性者の濃厚接触者。出張で諫早市に滞在していた県外在住の50代男性会社員は発熱などの症状があり、医療機関で検査を受けて陽性が判明した。


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