FW大迫勇也が明かす 欧州リーグとJリーグの「差」

リモート会見に応じた大迫

日本代表FW大迫勇也(31=ブレーメン)がJリーグと欧州リーグの差について語った。

東京五輪世代のU―24代表戦(3日、札幌)に向けて2日にオンラインで会見した大迫は「不思議な感覚がありますけど、普段はチームメートの選手と戦うけど、紅白戦とも違う。なんか面白そう」としながらも「プレッシャー? もちろん、A代表が勝たなくちゃいけないと思います」と必勝を誓った。

そんな大迫は2014年1月にドイツ2部1860ミュンヘンに移籍して以降、海外で8シーズンを過ごし、欧州リーグとJリーグのDF陣に差があると感じている。「日本では引いてる選手が多いかな」とマッチアップした際の間合いに違いがあるとし「(酒井)宏樹(31=マルセイユ)は間合いを空けない守備をする。(吉田)麻也(32=サンプドリア)君もそう。そこはヨーロッパの選手に似ている」という。

さらに「それができないと欧州では(プレー)できない。相手のペースでやらせないのがうまい選手。(詰められると)自分のペースではできないので」と強調。自身の対応については「(ボールを取りにくる分)テンポよくやれば交わせることもある。そこは状況とタイミング、受け方次第ですね」と話した。

今回、吉田と酒井はオーバーエージ枠で東京五輪世代のU―24代表に参戦している。3日の兄弟マッチでは大迫と2人がマッチアップするときの距離感にも注目だ。

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