東京五輪聖火いよいよ上越地域へ 糸魚川市と上越市から県内リレー4日スタート

 東京オリンピックの聖火が4日、いよいよ新潟県に入る。5日まで2日間の日程で糸魚川市、上越市をはじめ14市町村で、174人がリレーする。

今年2月、妙高市の妙高高原体育館で展示されたトーチ

 糸魚川市では4日午前9時5分に糸魚川市役所を出発、駅北大火からの復興が進む市街地を通り、同9時38分に糸魚川駅日本海口に到着する。上越市は同日午前11時15分に上越市立春日小付近をスタートし、謙信公大通りをつなぎ、同11時48分にリージョンプラザ上越までリレーする。距離はともに2・6キロ、13区間。糸魚川市では出発式、上越市では到着時のミニセレブレーションが行われる。

 上越市の発着点、沿道では春日中吹奏楽部や地元の各太鼓団体の演奏、市民芸能祭協議会による東京五輪音頭の披露などが行われる。市内五つの山城で出発に合わせた狼煙(のろし)上げなども行われる。

 周辺では車両通行止めなどの交通規制が行われる。沿道の観覧は感染防止のため間隔の保持やマスク着用、大声を出さずに拍手での応援を呼び掛けている。インターネットのライブ中継(聖火リレーライブストリーミング)での視聴を勧めている。市内の小中学校、特別支援学校の子どもは学校から視聴し応援する予定。

 糸魚川市と上越市の聖火ランナー、他市町村を走る上越3市関係の聖火ランナーは次の通り(名前、年齢=聖火リレー当日、居住またはゆかりの自治体)。敬称略

 ◇糸魚川市

 横澤夏子(30、東京都新宿区)、建守伸一(47、横浜市)、ねんじ(53、新潟市)、本田隆悟(21、和歌山市)、星野陽祐(20、新潟市)、小畑涼治(69)、銀林美憲(51、糸魚川市)、杉森弘明(57)、水島大輔(47、糸魚川市)、本間寛道(40、糸魚川市)、庄司なおみ(46、上越市)、木戸間重親(68、糸魚川市)、猪又直登(49、糸魚川市)

 ◇上越市

 長尾桃花(20、妙高市)、Dattaguru Sriram(48、東京都港区)、山城一雄(83、佐渡市)、長谷川文伸(52、新潟市)、馬場勁典(27、千葉県流山市)、松本利恵(48、糸魚川市)、石井輝治(51、新潟市)、大野倖成(17、長岡市)、品田忠昭(62、柏崎市)、嵐富美雄(43、上越市)、池野真理花(14、新潟市)、林創(14、上越市)

 ※他の市町村を走る上越3市関係者

 ◇佐渡市

 伊藤親臣(49、上越市)

 ◇新潟市

 HIKAKIN(32、妙高市出身)

 ◇村上市

 齋藤実(56、上越市)

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