西武・内海が古巣・巨人相手に初先発…2回5安打4四球3失点の乱調で降板

巨人戦に初登板した内海

西武・内海哲也投手(39)が3日の古巣・巨人戦(東京ドーム)に今季初先発するも2回56球、5安打4四球3失点で降板した。

2018年オフ、巨人にFA移籍した炭谷の人的補償として西武の一員となった内海にとっては移籍3年目で初の古巣戦登板。前日の練習では「緊張するタイプですけど明日はさらに倍増する」と慣れ親しんだ東京ドームのマウンドへ特別な思いを語っていた。

その立ち上がり、内海は制球が定まらず先頭の石川を四球で歩かせた。続くウィーラーをチェンジアップで三併殺に打ち取りグラブを叩いてしてやったりの表情だったが、続く吉川にも四球、岡本に左線二塁打を打たれ二、三塁のピンチを作ると5番・中島に甘く入ったチェンジアップを中前に運ばれ先制点を許した。

さらに2回にも先頭の廣岡に四球を与え、続く炭谷に甘く入った初球、137キロストレートを右中間スタンドへ1号2ランとされ早くも計3失点。2イニングで4四球5安打の乱調では辻監督が3回の打席で代打・綱島を告げるのも仕方なかった。

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