【日本代表対U―24代表】森保一監督がU―24代表に苦言「物足りなかった」

勝利後、日本代表の面々を称える森保監督

日本代表の森保一監督(52)が3日、A代表と強化試合を行ったU―24代表へ苦言を呈した。

東京五輪で指揮を執るU―24代表について森保監督は「A代表の選手が激しく厳しく戦ってくれた中で、U―24の選手たちがどれだけの強度でプレーできるか、この力を見る最高の機会だった。試合の途中からはある程度慣れてきたと思うが、物足りなかった」と厳しい表情をで語った。

さらに目標に掲げる金メダルに向けても辛口ジャッジを下した。「金メダルを目指すという中、今日の強度で自分のプレーを発揮できなければ、目標達成は難しい。目標を達成しようと思った時に、今日の強度でプレーできるくらいでなくては、日本代表メンバーに入るのは難しい」

その上で「若い選手は一気に変わる。今日の試合で刺激をもらったと思うので『俺は変わったぞ』ということを、スタッフに見てもらい、私自身も映像で確認したい」と短期間での急成長を期待した。

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