【全米女子OP】渋野は2オーバー・41位発進 腰を気にする仕草も

渋野

【カリフォルニア州サンフランシスコ3日(日本時間4日)発】メジャーの「全米女子オープン」(オリンピックCレークC=パー71)が開幕。渋野日向子(22=サントリー)は4バーディー、6ボギーの2オーバーで41位とまずまずのスタートを切った。首位は67で回ったメリッサ・リード(33=英国)とアマチュアのミハ・ガンヌ(17=米国)。

畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)と同組で午後2時24分(日本時間4日午前6時24分)にスタートした渋野は、1番パー5で3打目をグリーンオーバーさせてボギー発進。「出だしから情けなくて、今日はダメだろうな」と感じていたが、3番のバーディーでスコアを戻した。

4番をボギーとするも、6番パー4は2打目が入りかけるバーディー。だが260ヤードと短い7番パー4では、畑岡がラフからの2打目を入れるイーグルを奪ったのに対して、渋野はフェアウエーをキープしながら2打目をラフに外してボギーとしてしまう。

後半は13、14番とボギー。15番も4メートルのパーパットを残してピンチだったが、これは決めて「連続ボギーの後であれが入ってくれてよかった」と安堵した。

最後の18番パー4は3メートルを決めてバーディーフィニッシュ。ただ、大きく打ち上げる2打目を打った後に、腰の辺りを気にするしぐさを見せた。

この日は3つのパー5でボギー1つとパー2つだったこともあり、2日目に向けて「パー5でバーディーを取れるようにしたい」と意気込んだ。

ホールアウトは現地時間の午後8時前。「12時間後には、ここ(コース)でゴルフやってるんですね」と話した2日目は、午前8時39分(日本時間5日午前0時39分)にスタート予定となっている。

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