“間が悪い殺し屋”中川大志が作業着姿で「ボクの殺意が恋をした」クランクイン

日本テレビ系で7月4日にスタートする連続ドラマ「ボクの殺意が恋をした」(日曜午後10:30=読売テレビ制作)で、主演を務める中川大志がクランクインした。

ドラマは、身体能力100点、ルックス100点。でも、殺しの才能0点という最高に“間が悪い”殺し屋・男虎柊(中川)が、ターゲットを殺すどころか恋してしまう、殺意と恋が入り混じるスリリング・ラブコメディーだ。柊の暗殺ターゲットとなる鳴宮美月役で新木優子、柊の育ての親、伝説の殺し屋・男虎丈一郎役で藤木直人が出演。脚本は、映画「飛んで埼玉」「かぐや様は告らせたい」やドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系)などの徳永友一氏が手掛ける。

初日の撮影はまず、柊が殺し屋となる前の日常シーンから。柊は育ての親・丈一郎の経営する清掃会社で働いている設定のため、中川は作業着姿。それでも長身&スタイル抜群なため、ラフな格好でも周囲の目を引く。スタッフによる「本日クランクインになります!」の声を受けると、清掃会社の商用車に乗り込み、セリフ合わせを始める中川。合間には、役作りのため中川がやっているトレーニング話などで盛り上がっていた。

続いて海沿いの公園へ場所を移し、柊が風船を木に引っ掛けた幼い子どもたちを助けるシーンを撮影。華麗な身体能力を駆使して風船を回収したものの、たまたま近くにあった枝にぶつかり風船を割ってしまうという、心優しくも“間が悪い”、柊らしい一場面だ。撮影に使われたのは、なかなか立派なマツの木。「想像してた3倍ぐらい高い。届くのかな」とちゃめっけたっぷりの表情を見せる中川。明るくコミュ力の高い中川は出演した子どもたちともすぐに仲良くなり、このシーンを撮り終えるころにはすっかり懐かれていた。そんな子どもたちに向ける優しい笑顔からは、どこか劇中の柊に重なる部分が感じられた。

また、海岸沿いでの撮影では、空手着でトレーニングを行うシーンも撮影された。果たして柊がどんな過程を経て殺し屋となり、ターゲットとなる美月と恋に落ちていくのか? 放送スタートに早くも期待がかかる。

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