ヤクルト 雨にも負けず3回10得点の打線爆発! 先発野手全員安打達成

3回に16号2ランを放ったヤクルト・村上

燕打線が大爆発だ。4日の西武戦(神宮)で3回までに10得点、先発全員安打の猛攻で大量リードだ。

口火を切ったのは、好調の切り込み隊長・塩見泰隆外野手(27)だった。初回、中二塁打を放ち、さらに一死一、三塁の好機とすると、西武先発・高橋光の暴投でまずは1点を先制する。

続く2回には先頭の7番・中村、8番・元山の連打でチャンスメークすると、塩見が今度は初球を叩き左前適時打を放った。さらに失策で1点を奪い、なおも一死一、三塁で3番・山田が高橋光の直球を強振。18打席ぶりの安打となる12号3ランで突き放した。

打線爆発の口火を切った塩見は「チャンスだったので迷わず甘い球は積極的に打ちにいきました。抜けてくれて良かったです」と振り返った。シーズン当初は山崎との併用だったが結果を残し、1番に定着。1日に規定打席に到達すると、試合開始前時点で打率・326となり堂々のセ・リーグ2位を記録していた。

3回も打線は止まらず。2番・青木、4番・村上が立て続けに本塁打を放ち10点目。その後、得点には繋がらなかったものの、この日安打がなかったオスナ、サンタナにも安打が飛び出し、3回で早くも先発野手全員安打。今季5勝負けなしだった西武先発・高橋光をこの回で引きずり下ろした。

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