【東京五輪】武蔵野市長が五輪PVに反発「ライブサイトは中止すべき」

武蔵野市長が声を上げた

東京都武蔵野市は4日、東京五輪・パラリンピック期間中に都立井の頭恩賜公園で予定されている「東京2020ライブサイト」の運営に関する要望書を都に提出したと発表した。

当事業は、競技会場外にパブリックビューイング(PV)会場を設け、競技中継等を通じて競技観戦を楽しみ、大会の感動と興奮を共有できる機会を提供する場として計画されていた。

しかし、現状で新型コロナウイルスが終息するメドは立っていないことから、武蔵野市側は①「新規感染者数、重症者数の状況に鑑み、都立井の頭恩賜公園での『東京2020ライブサイト』を中止すること。②「実施するのであれば、感染状況の推移などを見極め、来場者数の制限や場内での感染症対策について事前に示したうえで、万全を期すこと」③「都立井の頭恩賜公園での『東京2020ライブサイト』に係る情報について、当市に情報提供すること」の順守を求めた。

同市の松下玲子市長(50)は、同日にツイッターを更新し「井の頭公園で開催予定の東京2020ライブサイトは中止すべきです。開催中止を求める声が武蔵野市に多数届いています」と訴えた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社