松浦市議会 コロナ対策費、商品券交付などの補正予算案

 松浦市議会6月定例会は4日開会。会期を16日までの13日間と決めた後、総額約1億8900万円の本年度一般会計補正予算案など17議案と報告2件の計19件を上程した。
 補正予算案のうち、約1億1900万円は新型コロナウイルス感染症対策。低所得の子育て世帯に対する生活支給特別給付金事業に2270万円、市内の宿泊施設の宿泊者に1回当たり2千円の商品券を交付する観光消費拡大支援事業1200万円-などを盛り込んだ。
 このほか、市が同市志佐町栢木免に造成した堂山工業団地約9800平方メートルを地場企業のエミネントスラックス(志佐町浦免、前田周二社長)に約5880万円で売却し、周辺ののり面を無償譲渡する契約も提案した。エミネントスラックスの現工場が志佐川のそばにあり、河川の氾濫による浸水想定地域に含まれているため、同社が工場の移転先を探していた。
 一般質問は7~9日で9人が登壇する。

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