【カリフォルニア州サンフランシスコ4日(日本時間5日)発】女子ゴルフの海外メジャー「全米女子オープン」(オリンピックCレークC=パー71)2日目、畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)が69をマーク。通算1アンダーの9位と好位置で決勝ラウンドに進んだ。
9番スタートの畑岡は1バーディー、1ボギーで迎えた14番でラフを渡り歩き、アプローチも寄せ切れずにダブルボギー。それでも、15番でバーディーを奪い返すと、17番からはショットをことごとくピンに絡めて、3連続バーディーとした。
2番はティーショットをラフに入れてボギー。続く3番パー3でもバンカーから4メートルオーバーとピンチを迎えたが、次を沈めてパーセーブ。流れを悪くしなかったのが大きかった。
5番は4メートルのバーディーパットを決めて通算イーブンに戻し、続く6番も3メートルのチャンスを沈めた。
圧巻の7バーディーも「ホールアウトして、言われるまで気がつかなかった」というほど集中していた。ピンを積極的に攻め「上りのライン思い切り打つことができた」ことがバーディーラッシュにつながった。
V圏で臨む決勝ラウンドへ向けて「明日も伸ばして、いい位置で最終日を迎えられるように」と意気込んだ。