新潟県の岩室温泉、弥彦温泉の効能を表現したお灸「ONQ 温灸」の販売説明会を開催

株式会社真米代表取締役・米山真由美氏(中央)と、株式会社シンクボードの代表取締役・小倉壮平氏とプロジェクトマネージャー・堀田麻衣子氏(両脇)

新潟市西蒲区・弥彦村で健やかに循環し続ける地域づくりを目指す「にしかんプロジェクト」内の温灸プロジェクト実行委員会は5日、同プロジェクト内で開発した「ONQ 温灸」の販売説明会を開催した。

「ONQ 温灸」は、温灸プロジェクト実行委員会が岩室温泉(新潟市西蒲区)、弥彦温泉(弥彦村)の協力のもと、それぞれの温泉の特徴をイメージして開発したお灸である。

日々の生活で感じる不調を丁寧に整えるセルフケアとして注目されるお灸。その日の体調に合わせ、泉質の異なる2つの温泉の特徴を手軽に取り入れられる「古くて新しいあたため習慣」を提案する。

「ONQ 温灸」は、岩室温泉の泉温(52.2℃)と、弥彦温泉の泉温(47.9℃)をお灸の温度の違いで表現。高温の岩室温泉のお灸は、肩こり、腰痛、膝痛などのツボに貼ることで、筋肉症状全般に効果がある岩室温泉に似た効果を発揮するという。同様に弥彦温泉のお灸は、自律神経を整えるツボに貼ることで、ストレス解消や鎮静効果のある弥彦温泉に入浴したような効能を持つ。

「ONQ 温灸」。黄色のお灸が岩室温泉を、オレンジ色のお灸が弥彦温泉をイメージ

温灸プロジェクト実行委員会代表の株式会社真米(三条市)代表取締役・米山真由美氏は「『ONQ 温灸』を通して様々な方に岩室温泉・弥彦温泉の魅力を知ってほしい。また、誰かを想いお土産として購入していただくことで人とのコミュニケーションツールになることを期待している」と話した。

現在、「ONQ 温灸」は岩室温泉じょんのび館(新潟市西蒲区)、湯もみ足もみsubako(弥彦村)にて岩室温泉のお灸7個、弥彦温泉のお灸7個の計14個入りを1980円(税込)先行販売されている。今後、そら野テラス(新潟市西蒲区)、温泉旅館、新潟駅構内の土産売場や公式ホームページにて順次販売を行っていく。

なお、温灸プロジェクト実行委員会は公式ホームぺージにて販売店舗の募集を行っている。問い合わせは以下のリンクを参照。

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