日本球界復帰を決断した山口俊投手(33)が、5日に帰国していたことが分かった。
今季でメジャー2年目を迎えた山口は開幕後はジャイアンツ傘下の3A・サクラメントでプレー。5試合に登板して0勝3敗、防御率6・17と結果を残せなかったが、メジャー昇格がかなわなかった場合は契約を破棄できる権利を行使。すでに自身のインスタグラムで帰国することを表明しており、今後は国内で新天地を模索していくことになる。
その山口獲得の急先鋒は2019年まで在籍した古巣の巨人だ。G投陣は先発、リリーフともに台所事情が厳しい状態にあり、大塚球団副代表は「先発もできるし、後ろ(救援)もできる。うちは今、両方とも十分ではない。帰国したら連絡を取ります」と明言していた。タフネス右腕の帰国で、双方の動きも本格化していきそうだ。