開幕ダッシュの立役者が復活登板へ――。阪神は５月３１日に投手練習を行い、離脱していたジョー・ガンケル投手（３０）が合流。６月６日のソフトバンク（甲子園）での復帰先発が濃厚になった。
今季２年目の助っ人右腕は、開幕からローテーションの一角を任され、５月２日の広島戦までで５勝を挙げるなど、チームの開幕ダッシュに大きく貢献した。その後、同９日のＤｅＮＡ戦に先発後、右肩に張りを訴えて抹消。３０日にウエスタン・巨人（甲子園）では４回３分の１を投げ、３安打無失点を回復をアピールし、一軍復帰の運びとなった。
この日は、キャッチボール、ランニングなどで汗を流した助っ人は「すごくうれしい。（一軍の）チームメートのみんな会えることや、試合で登板できることをすごく楽しみにしているよ」と約３週間ぶりとなる一軍復帰に気合も十分。練習を見守った金村投手コーチも「昨日（３０日）ファームで投げた感じもよかったですし、今日の状態もとくに（肩の状態は）問題はないので、日曜日にむけて調整してもらおうと思っています」と明言。再び「日曜日の男」として、先発陣の屋台骨を担う活躍を期待していた。
