【サイバーフェス】杉浦がササダンゴをパンスト式五輪予選スラム葬

パンストをかぶせられながらササダンゴ(手前)の足を攻める杉浦

DDT、ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル」(6日、さいたまスーパーアリーナ)で、スーパー・ササダンゴ・マシン、男色ディーノ(44)組が、杉浦軍の杉浦貴(51)、桜庭和志(51)組に敗れた。

この試合実現に向けて、ササダンゴが何度もノアの会場にアポなしで足を運び、杉浦軍への対戦を要求。杉浦から「ふざけてプロレスしてるやつらを相手にしない」などと何度もはね返されながら、粘り強い〝交渉〟で対戦にこぎつけた。

試合前にはササダンゴが得意のパワーポイントで「杉浦&桜庭に勝つ方法」を披露し「杉浦組がふざけたプロレスに付き合ったら自軍の勝ち」「杉浦組がうっかり笑ったら自軍の勝ち」との結論に至りゴングが鳴らされた。

ところが杉浦組が2人ともマスク姿で試合を行う波乱の展開。それでも桜庭を常盤貴子の写真集でひるませてからマスクを剥がしたかと思えば、ササダンゴにアンクルホールドを決めた杉浦にディーノがパンストをかぶせるなど奮闘だ。だが最後はササダンゴが五輪予選スラムで投げられ惜しくも敗れ、杉浦の「ノアファンの皆さん、ショッパイ試合してすいません!」とのマイクを大の字で聞くほかなかった。

試合後、怒りのあまりパンストをかぶったままコメントスペースに現れた杉浦は勝利したにもかかわらず「こんな屈辱、20年やってきて初めてだ! ふざけやがって!」とブチギレ。ササダンゴは「大体に乗っかった上で俺たちよりクオリティの高いパンスト被りをしやがって…。杉浦、桜庭(の壁)は高かったです」と話し、「ポカした…」と話す相棒のディーノと肩を落としていた。

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