ノア、DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2021」(6日、さいたまスーパーアリーナ)の会見が4日に行われ、ノアとの対抗戦に出場するDDTメンバーが闘志をみなぎらせた。
第8試合で「金剛」と12人タッグ戦で激突するDDT軍を率いる高木三四郎社長(51)は、敵軍大将・拳王から散々〝口撃〟されていることもあって、ぶぜんとした表情で「拳王がDDTを選手の育成方法だったり、選手の在り方だったりファイトスタイルだったりを全否定しようが、我々はDDTの在り方に自信を持っておりますし、全てはお客さんを楽しませるために行っていることだと思います。それでも彼が全否定するなら、彼が言うところのふざけた部分やシリアスな部分、DDTのすべてを持って、この対抗戦に挑みたいと思っています」。
また〝大鵬3世〟納谷幸男もこの戦いの土俵に上がるが「自分は紆余曲折あって今このDDTにいます。自分の大好きなこのDDT、高木社長、先輩たちをバカにするのであれば、俺はとことんやってやります」と並々ならぬ殺気を漂わせた。
さらに続く第9試合で上野勇希と組み、ノアの清宮海斗、稲村愛輝組と対戦するDDTのエース・竹下幸之介は「清宮選手がああいう状態なんで」。清宮がスランプにドはまりしていることを指摘して「ぶっちぎりで大差で勝ちます。余計なものは落ち込まないで、『俺たちがプロレスの未来なんだ』というのをぶつけ合いましょう」と話した。
両団体の意地がぶつかる対抗戦は、どちらも激しいものになりそうだ。