DDT、ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル」(6日、さいたまスーパーアリーナ)で、高木三四郎(52)社長率いるDDT軍と拳王(37)率いる「金剛」の全面対抗12人タッグマッチが行われた。
試合は両軍の選手に加えDDT軍が持ち込んだ自転車などのアイテムが入り乱れる荒れた展開の末、坂口征夫が拳王をヨシヒコと共にスリーパーで捕獲している間に、高木が覇王をシットダウンひまわりボムで沈め完勝。
試合後、マイクを持った高木は「拳王、俺はお前なんか大嫌いだ! DDTはこれで25年間やってきたんだ。俺たちはこのスタイルを曲げるつもりはない!」。そして「お前らも、お前らのスタイルは曲げないでいい。東京女子もガンバレ☆プロレスも思い通りやればいい。でも目標は1つ。業界ナンバー1だ。俺たちの前には新日本プロレス、そしてその前にはWWE。俺は頭がおかしいと言われても、サイバーファイトで業界1位を狙うんだ!」と改めて業界トップ奪取を誓い拍手を浴びた。
一方、敗れた拳王は1人でコメントスペースに現れ「こういうスタイルも、プロレスなのか?」とつぶやくと悔し気に机をたたいた。