リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダル・山県亮太(28=セイコー)の快挙に、各方面から歓喜の声が上がっている。
6日に行われた布勢スプリント(鳥取・ヤマダスポーツパーク陸上競技場)の男子100メートル決勝で、山県は9秒95の日本新記録を樹立。2019年にサニブラウン・ハキーム(22=タンブルウィードTC)が記録した9秒97を0秒02上回り、日本人4人目の9秒台ランナーとなった。
レース後には、自身のツイッターを更新。「布勢スプリント、9・95日本記録で優勝することができました!記録を出すまでいろいろとありましたが、いつも応援してくださるファンのみなさまのメッセージに励まされ今日まで頑張ってこれました。まだこれがスタートラインなので、引き続き頑張ります。たくさんの応援、メッセージありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。
山県のツイッターには多くのメッセージが届けられており、バスケットボール東京五輪代表候補の富樫勇樹(27=千葉ジェッツ)は「おめでとうございます!!!速すぎる」と祝福。サッカー元日本代表FW武藤嘉紀(28=エイバル)は「本当におめでとう。すごすぎる!僕も頑張ります」とつづった。
東京五輪の代表枠を争う24日開幕の日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)を前に、最高の結果を出した山県。果たして次はどのような走りを見せてくれるのだろうか。