【新型コロナ】神奈川・平塚市、業務デジタル化に補助金 対人接触減らし感染防止へ

平塚市役所

 神奈川県平塚市は、業務のデジタル化に取り組む市内事業所などに対し、費用の一部を補助する制度を新設した。対人接触の機会を減らし、新型コロナウイルスの感染防止につなげるのが狙いという。

 新制度「ソフトウェア導入等支援補助金」は、6月1日から2022年2月28日までに、業務管理や在庫管理などを支援するソフトウエアの導入や自社商品の販売サイトの制作などに取り組んだ事業所や社会福祉法人、NPO法人などが対象。補助額は費用の3分の1(上限20万円)で、発注先が市内業者の場合は3分の2(上限40万円)となる。同年1月末まで申請を受け付ける。

 市産業振興課は「感染対策になる上、業務の効率化を図れる。デジタル化を進め、事業拡大につなげてほしい」としている。

 20年度に引き続き、国の人材確保等支援助成金を活用してテレワークを導入した市内事業所にも費用の35%(上限30万円)を上乗せして補助する。申請期間は22年3月31日まで。

 申請書を市ホームページ上からダウンロードし、必要書類を同課に郵送する。問い合わせは同課電話0463(21)9758。

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