【新日本】内藤とSANADAがIWGPタッグ王座挑戦を正式表明 タイチ、ザック組の持つベルト取り予告

タイチ(左)とにらみ合う内藤。奥はザックとSANADA(新日本プロレス提供)

新日本プロレス7日の大阪城ホール大会で、ロス・インゴベルナブレス・デハポンの内藤哲也(38)とSANADA(33)がIWGPタッグ王者のタイチ(41)、ザック・セイバーJr.(33)組への挑戦を表明した。

内藤は2日後楽園大会の試合後にSANADAとのタッグ戦線出撃を示唆していた。この日は6人タッグ戦で現タッグ王者と激突。SANADAとのコンビネーションでタイチを攻め立て試合の主導権を握った。

さらに終盤にザックと一騎打ち状態となったSANADAは、ザックドライバーとドラゴンスリーパーの切り返し合戦からジャパニーズレッグロールを狙われる。しかしこれを防ぐとオースイ・スープレックスで技ありの3カウントを奪取。王者組からの直接勝利を収めてみせた。

試合後は2人揃って正式にタッグ王座挑戦を表明した。内藤は「俺とSANADAの気持ちはもう固まってるよ」とキッパリ。「俺は確かに先を見据えているよ。見据えているものはあるよ。でも今を大事にできない人間に未来はないって思ってるんでね。いま俺が大事にしたいもの、それはタイチ、ザックの持つIWGPタッグ王座にSANADAと挑戦し、そして取ること。これをいま大事にしていきたいんでね。場所、日にちは偉大なチャンピオンチームにお任せするよ。どこでもいいよ」と、自身にとって2011年5月以来、実に10年ぶりのタッグ王座戦線出撃の意図を明かした。

さらにSANADAも「俺いま、手ぶらだからすごいさみしい状況の中で、俺のメチャクチャ大好きなラブコールがあったので、挑戦したいなと思ってます。内藤さんはここ10年くらいIWGPタッグの挑戦をしないみたいなので、俺が楽しさを教えてあげれたらいいかなあと思ってます」と宣言。トップ選手同士の豪華タッグが、ベルト戦線に殴り込みをかける。

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