保育士、教員にワクチン優先接種 諫早市が独自施策

 長崎県諫早市は7日、新型コロナウイルスのワクチンについて、7月末までに希望する全ての65歳以上の高齢者への接種が完了する見通しが立ったことから、国が示す接種順位(基礎疾患がある人など)を踏まえつつ、市独自の施策として、クラスター(感染者集団)発生が懸念される職種(保育士、教職員)への優先接種を実施すると発表した。
 市によると、6月中旬以降、順次接種していく。対象者の範囲や具体的な実施時期、方法については今後、担当部局などと協議する。土日や夏休みなどが想定されるが、できるだけ早期に接種できるよう調整するという。

 


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