子ども食堂に寄付 チャリティー売り上げから ギャラリー葵楽庵

 三和区川浦のギャラリー葵楽庵は4日、上越市南本町3の最賢寺で開かれている子ども食堂「いちょう食堂」に寄付を行った。

 いちょう食堂への寄付は3回目。同ギャラリーが5月に開いたチャリティーバザールの売り上げの一部を寄付した。ギャラリーオーナーの飯野ケイさんが同寺を訪れ、いちょう食堂を開設している同寺僧侶の金子光洋さんに寄付金を手渡した。

ギャラリー葵楽庵の飯野オーナー(左)と、いちょう食堂を主宰する金子さん

 チャリティーバザールでは、購入した際の釣り銭をそのまま寄付してほしいという来場客からの申し出が多数あったという。飯野さんは「(寄付以外にも)何かお手伝いできることがあればしていきたい」と語った。

 いちょう食堂はコロナ禍で昨年に4カ月ほどの休止を余儀なくされたが、現在は感染症対策を講じて定期開設している。金子さんは「感染症対策で人手不足などの課題がある中、寄付は非常にありがたい」と話していた。

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