藤沢市は8日、2020年の観光客数が1155万人で、過去最高を記録した前年(1929万人)に比べ4割減少したと発表した。
江の島サムエル・コッキング苑の開業や新江ノ島水族館のリニューアルオープンなど、江の島周辺観光施設の再整備が完了した04年以降では最低となった。
市観光課によると、減少は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛やイベントの中止が続いたことが大きな要因。
四半期ベースで観光客数が減少した割合が最も高かったのは、緊急事態宣言発令期間(4月7日~5月25日)を含む4~6月期だった。