虎ブルペンinトラブル 2番手岩貞同点許し西勇の4勝目消失

勝ち星が消えた西勇(左)と申し訳無さそうにタッチする岩貞

中継ぎ陣の不調に苦しむ阪神は、8日の日本ハム戦(札幌D)でも、2番手の岩貞祐太投手(29)が1点のリードを守り切れず、同点に追いつかれた。

先発の西勇が2―1の6回に二死一、三塁とし、阪神ベンチは左腕・岩貞をマウンドへ。この日ここまで3安打をマークしている浅間と対峙したが、フルカウントから中前へ運ばれゲームは振り出しに。この瞬間、6戦連続で白星から見放されている西勇の4勝目の権利は消失した。

交流戦に入って以降、主力中継ぎ投手陣の相次ぐ離脱、不調に苦しむ矢野阪神。新たな救世主の出現が待たれるが――。

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