【横浜DeNA】ルーキー牧、新人球団タイの7度目猛打賞 交流戦驚異の3割8分

横浜DeNA・牧(資料写真)

 【横浜DeNA3-8西武】60年以上、誰も成し得なかった偉業をやってのけた。

 ドラフト2位の牧が六回に右前打を放ち、今季7度目の猛打賞をマーク。1959年に桑田武が残した新人の球団レコードに到達し、「偉大な記録に並ぶことができて素直にうれしい」。

 ルーキー離れした活躍を続けている。

 5月下旬には疲れもあって打率2割6分台まで落ちたが、ここにきて息を吹き返してきた。

 「寝れば問題ない」と豪腕ぞろいのパ・リーグ投手陣から快音を響かせ、交流戦の打率は驚異の3割8分を誇る。

 「(記録を)あまり意識せずに一打席一打席を大切にしていきたい」。

 シーズンはまだ60試合を終えたばかり。超重量打線でも風格を漂わせている背番号2が、どこまで数字を伸ばすのか楽しみになってきた。

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