F1初開催まであと半年。サウジアラビアGPのオーガナイザーがピットビルディングの画像を公開

 初開催まで約6カ月となったF1サウジアラビアGPのレースオーガナイザーが、ピットおよびチームビルディングの画像を公開した。

 サウジアラビアGPは12月3日から5日に開催予定となっている。これに向けて紅海沿岸のジェッダ・コーニッシュにジェッダ・ストリート・サーキットが新設。全長6.175km、27のコーナーを備えたレイアウトで、カレンダー中、ベルギーのスパ・フランコルシャンに続く2番目に長いコースとなり、シミュレーションでの平均速度は250km/h以上であり、ストリートサーキットとしては最速になるものと予想される。

F1サウジアラビアGPの開催地ジェッダ・ストリート・サーキットのレイアウト

 今週、レースオーガナイザーが、サーキットのピットおよびチームビルディングの画像を公開した。280メートルにわたる建物に、全ピットのガレージ、レースコントロールセンター、パドッククラブ専用プレミアムホスピタリティなどが収められる。

ジェッダ・ストリート・サーキットのピットビルディング

 サウジ自動車およびオートバイ連盟(SAMF)会長であるHRHプリンス・カリード・ビン・サルタン・アル・アブドラ・アル・ファイサルは、「モータースポーツ最高峰がサウジアラビアにやってくるまで、あとわずか6カ月だ。初のF1サウジアラビアGPに向けて、我々のチームは信じられないようなペースで準備を進めている」とコメントした。

「皆様を12月にジェッダにお迎えする時を迎えるのが待ち遠しい。記録に残るレースと世界クラスのエンターテインメントが披露される週末になるだろう」

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