阪神の高卒2年目左腕・及川雅貴投手(20)が9日の日本ハム戦(札幌D)の6回二死一、三塁の場面から2番手として救援登板。鉄火場を僅か2球で切り抜けると、続く7回も3者凡退。1回1/3をパーフェクトに抑える好救援を披露した。
6回のピンチで対峙したのは自身の母校・横浜高の先輩に当たる浅間大基外野手(24)。浅間は今カードここまで8打数6安打と絶好調を持続していたが及川は直球での真っ向勝負を選択。2球目146キロのストレートで、三邪飛に仕留めた。
リリーフエース・岩崎を欠く阪神中継ぎ投手陣は、現状でブルペン入りしている左腕は岩貞と及川のみ。若きサウスポーの成長はチームとしても間違いなく宝物だ。