ソフトバンク・周東が再び牽制死 脚のスペシャリストが不振に苦しむ

ソフトバンク・周東

ソフトバンクのスピードスター・周東佑京内野手(25)が9日の広島戦(ペイペイ)で7回に代走で出場。牽制でアウトとなり起用に応えることができなかった。

周東といえば言わずと知れた快足の持ち主。昨季はシーズン途中から1番に定着して、驚異のペースと成功率で50盗塁を達成。見事に盗塁王に輝いた。13試合連続盗塁の世界記録保持者でもある。

今季は打撃不振に苦しみ現在は代走での出場となっているが、5月26日の中日戦(バンテリンドーム)で自身初となる牽制死を食らうと、前日8日の広島戦でも勝負どころの9回に痛い盗塁死。期待値が高い中で失敗が目立つ状況となってしまっている。

前日8日の試合後、工藤監督は盗塁死について「若いうちは失敗するんですよ。それをクヨクヨしないこと」と前を向くべくエールを送っていたが、脚のスーパースペシャリストが不振に苦しんでいる。

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