清原和博氏が7月10日の「阪神VS巨人」解説者に!

清原和博氏

ついに球界の番長が甲子園に帰ってくる! 2016年に覚醒剤取締法違反で逮捕され、昨年6月に執行猶予が明けていた元巨人の清原和博氏(53)が、7月10日に甲子園で行われる阪神対巨人戦の解説を行うことが明らかになった。

試合を中継する関西テレビの公式ホームページが、同試合の解説者として阪神OB・片岡篤史氏と同列で解説者として出演することを発表している。

関係者によると、清原氏出演のキーマンとなったのはPL学園時代の後輩だった片岡氏だ。

「関テレは片岡氏を解説者として重用しているが、7月10日の阪神対巨人戦は、現在、阪神が首位ということもあって、中継の目玉を探していた。そんななか制作サイドは、片岡氏のユーチューブチャンネルに清原氏が何度も出演していたことから、片岡氏を通して伝統の一戦に片岡氏とのダブル解説で出演できないか交渉をしたところ、清原氏が快諾。関テレ上層部も出演を許可した」(テレビ関係者)

ちなみに清原氏は今年4月12日深夜に放送された同局のスポーツ番組「こやぶるSPORTS超(スーパー)」にゲスト出演。伝統の一戦の中で最も記憶に残る試合、阪神の注目ルーキー・佐藤輝明に対する分析などを熱く語っていた。

10日の中継で清原氏はゲスト解説者ではなく、解説者として出演。しかも舞台はPL学園時代に大暴れした甲子園。大きな話題になることは間違いなさそうだ。

清原氏は昨年6月15日に4年の執行猶予期間が満了。当時、プロ野球中継「ライオンズナイター」で西武戦を中継していた文化放送の上口宏社長(当時)は、西武のOBでもある清原氏のゲスト解説起用の可能性について、「この時点で検討というのはこれからの話」と見解を示し、テレビラジオ各局で清原氏起用には高いハードルがあることがうかがえた。

19年11月に行われた「ワールド・トライアウト」に監督として登場した際、将来のプロ野球界復帰を願っていた清原氏。まずは解説者として夢への第一歩を踏み出すことになる。

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