ソフトバンク・王貞治球団会長(81)が9日、ウエスタン・中日戦(タマスタ筑後)を視察。早実の後輩でかねて期待をかける3年目・野村大樹内野手(20)の本塁打を含む2長打3打点の活躍を喜んだ。4回に放った左翼席への完璧な1号2ランに「素晴らしいホームランだった」とたたえた上で「その次のヒットが大きかった」と、右翼線におっつけて打った二塁打を高く評価した。
試合前練習中に王会長から声を掛けられ気合が入っていた野村。「暖かくなってきて状態が上がってきている。打撃に手応えがあるので、いい打撃を見せたい」と語っていた通り、元気な姿をアピールした。
定期的にファームを視察し、若鷹たちを鼓舞している王会長。相変わらず存在感は絶大だった。