11日から提供 本格「ちゃんぽん」大黒屋で 20日まで特別価格

 上越市仲町4の高田ターミナルホテル内、旬魚料理と地酒の店「大黒屋」は11日から、新メニュー「大黒屋ちゃんぽん」の提供を始める。

 九州出身の板前が「正統派」の味を再現。通常価格880円(税込み)のところ20日まで、キャンペーン価格の600円(同)で提供する。

新メニューの「大黒屋ちゃんぽん」

 提供のきっかけは、佐賀県出身の板前、江口祥さん(26)。4月から同店に勤務する江口さんが賄い料理で作ったちゃんぽんがヒントになった。上越には専門店がないこともあり、田中正人社長のお墨付きを得て新メニューに「昇格」した。

「がばいおいしかけん、一度食べてみんしゃい」と佐賀弁でアピールする板前の江口さん(撮影のためマスクを外しています)

 幅広い世代に食べてもらえるようにと、九州の家庭で作られている味を再現。スープは鶏や豚、魚介の風味をバランス良く合わせた塩味で、具材は地場産野菜、上越産キクラゲ、鶏肉、魚介など10種類以上を使い、食べ応え十分だ。

 小林真也料理長(36)は「新しい大黒屋の味を、地域の皆さんに楽しんでほしい」と来店を呼び掛けている。

 営業時間は午前11時30分~午後2時、午後5時~同10時(ラストオーダー同9時30分)。無休。問い合わせは同ホテル(電025・523・5428)へ。

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