蜂蜜搾り順調に 壬生で25キロ収穫

黄金色に輝く蜂蜜

 【壬生】福和田の農業山野上三郎(やまのうえさぶろう)さん(73)方で9日、今シーズン3度目の蜂蜜の収穫が行われた。

 山野上さんはセイヨウミツバチを20箱、計約60万匹を飼育している。4月に収穫を始め、今回はクリなどさまざまな花の蜜が入った「百花蜜」を採取した。

 よく晴れたこの日は、巣箱から巣枠を1枚ずつ取り出して蜜のたまり具合を確認し、採蜜作業をスタート。蜂が作った巣のふたをナイフで切り取ると、ぎっしりと詰まった黄金色の蜜が輝いていた。遠心分離機にかけ、25キロほどを収穫。周囲には甘い香りが広がった。

 山野上さんは「今年は収穫量は少なめだが、味はいいと思う」と話した。今季はあと1回収穫するという。

 蜂蜜は道の駅みぶや、栃木市の道の駅にしかたで購入できる。

© 株式会社下野新聞社