【日本代表】森保監督がセルビア戦に期待「実力差ある」「自分たちがどれだけできるか測れる」

森保監督

日本代表の森保一監督(52)が、かつて名古屋を指揮したドラガン・ストイコビッチ監督率いるセルビアとの国際親善試合(11日、ノエスタ)へ向けて課題の直面を歓迎した。

10日にオンラインで取材に対応した指揮官は「自分たちがどれくらいできるかを測るのに最高の対戦相手。攻守ともにインテンシティが高く、いろんな面でスピードもある。時間とスペースがない中の戦いで相手を上回っていけるか、選手たちにはトライしてほしい。FIFAランキングは、我々が28位でセルビアは25位だが、実際にはそれ以上の実力差だと思う」と対戦を心待ちにした。

格上欧州勢との対戦は必ずしも勝てるとは限らないが、「3月、今回のシリーズで自分たちの課題が見える上回られ方をしていなかった。我々が困るような状況が生まれると、試合の中で修正しながら問題を解決していける。そこを上回って、勝利に向かって戦う部分ができれば、今後のチーム力アップにつながる」。アジアの格下との対戦では見えなかった問題点をあぶり出したいわけだ。

今回の活動で最も骨のある相手との試合をカタールW杯アジア最終予選を見据えて有意義に使いたいところだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社