巨人・原監督がポジティブぶり発揮! 坂本復帰目前で吉川離脱も「笑って歩く」

巨人・原監督

どうにもピースが揃わない。巨人は10日のオリックス戦(京セラ)に0―6の完敗を喫した。

先発した高橋は7回6失点で流れをつくれず、打線も5安打で本塁を踏めないままゲームセットとなった。11日のロッテ戦(ZOZO)からは右手親指骨折のケガから坂本が復帰する予定。主将のカムバックで苦しいやりくりの緩和も期待された中、この日の試合で死球を受けた吉川が左手中指を骨折…。故障班に入り、離脱を余儀なくされた。

チームをマネジメントする原辰徳監督(62)も「(坂本が復帰する)明日から、と思っていたんだけどね。なかなか道は険しいよ」と残念がったが、愚痴を言っても事態は変わらない。「全力の中でやっていることだから。残念ではあるけどね。受け止めないとね。わざとじゃないしね」と語ると「『道険笑歩』だよ。道が険しくとも笑って歩くと。進むと」と“ミスター・ポジティブ”ぶりを発揮だ。

首位の阪神が勝ち、今季最大の6ゲーム差に引き離された。一刻も早く反攻態勢を整えたい中、誤算続きではあるが、気持ちは前向きに突き進んでいく。

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